私がこの「デザイン思考」を本格的に学んだのは、私自身がITベンチャーを立ち上げて間もない頃でした。 新しい会社のビジョンをより明確な言葉で表現し、そのビジョンをスタッフとより強く共有する必要性を感じていた時でした。
私は起業時に、「新しい価値を創造する」というミッションを掲げました。
単に人が集まった集合体ではなく、それぞれの「強み」「個性」「知識」「知恵」を最大限に引き出し、掛け合わせることで、「新しい顧客価値を創造し、世の中の役に立つ」というものでした。
しかしながら、具体的にこのミッションを実現するための方法が分からず、探し求めていた時期でもありました。
そんな中、友人から誘われて、「デザイン思考家になるための90分集中講座 -スタンフォード大学 d.school教室-」というYouTubeの動画を見ながら3人でワークショップを行い、直感的に「これだ!」と思いました。
デザイン思考との出会いに運命的なものを感じた私は、本格的にデザイン思考を学び始め、共創によるイノベーション創出の面白さ、その魅力に完全に取り憑かれて行きました。気がつけば、3年後には上級ファシリテーターの認定を受け、2018年よりスタンフォード式のデザイン思考の日本での先駆けであり、デザイン思考の普及の立役者であるアイリーニ・マネジメント・スクール兼デザイン思考研究所のアドバイザーを務めています。2017年にはシリコンバレー起業家研修プログラムに参加し、現地でデザイン思考の講義を受け、本場スタンフォード大学の d.school にも訪問しました。翌2018年には、友人とシリコンバレーツアーを企画し、今度は日本の経営者をシリコンバレーに案内する立場として引率すると共に、起業の聖地と呼ばれる Plug & Play にてデザイン思考のワークショップのファシリテーターを務めました。
その後、長野県を中心にデザイン思考をテーマにした講演やワークショップをスタートさせ、現在は「デザイン思考」の専門家として、県内外の地方自治体や大学、 大企業から中小企業まで、産学官連携による地域課題の発見から解決、新事業開発やイノベーション創出などをテーマに幅広くワーク ショップのファシリテーターとして活動しています。
変革時代に相応しい
新しい組織能力を身につける
製品の機能や安さのコモディティ化が進み、市場価値はモノからコトへと移行しました。
従来行ってきた考え方だけでは顧客ニーズの変化に対応できなくなっている状況にあります。
しかし、多くの企業は未だ過去の成功体験や会社都合による製品開発から抜け出せずにいたり、顧客志向が大事だと分かっていながらも、実際には、日々の業務に追われてしまっていたり、目先の数値にばかりを追いかけている状況にある組織も少なくないのではないでしょうか。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、時代はますます混迷を極めています。
コロナ以前は、「社会全体の仕組みが変わる」というレベルの大きな変化は、数年かけて徐々に移行ししていくものでした。
しかし、コロナの流行により、私たちのライフスタイルや働き方やビジネスモデルなど、急激な変化を余儀なくされました。
この時代に、どの企業にも必要なのは変化、とりわけイノベーションではないでしょうか。
それも技術的な要素だけではなく、企業の組織風土や仕組み、制度などを含めて進化させ、新しい価値を生み出していくという変革が求められているのではないでしょうか。
こうした、予測困難なこれからの社会を創造するためには、これまでのフレームワークやパラダイムではなく、新しいパラダイムの中で、顧客志向を徹底し、ユーザーに本気で向き合うためのマインドセットとスキルセット、つまり、新しい組織能力が求められているのではないでしょうか。
デザイン思考をやれば必ずイノベーションが起こせるという訳ではありませんが、この手法をしっかりとチームに落とし 込むことができれば、これまでとは違った新しい組織行動、展開ができることは間違いないでしょう。
「これまでのマンネリ化を打破したい」
「クライアントに新しい価値を提供したい」
「新しい商品やサービスを開発したい」
「新しい顧客を創造したい」
「イノベーションを起こしたい」
「変革時代に合った組織能力を身につけたい」
など、組織に新しい行動をもたらしたい場合は、とても有効な手法です。
私がこの「デザイン思考」を本格的に学んだのは、私自身がITベンチャーを立ち上げて間もない頃でした。 新しい会社のビジョンをより明確な言葉で表現し、そのビジョンをスタッフとより強く共有する必要性を感じていた時でした。
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私は起業時に、「新しい価値を創造する」というミッションを掲げました。
単に人が集まった集合体ではなく、それぞれの「強み」「個性」「知識」「知恵」を最大限に引き出し、掛け合わせることで、「新しい顧客価値を創造し、世の中の役に立つ」というものでした。
しかしながら、具体的にこのミッションを実現するための方法が分からず、探し求めていた時期でもありました。
そんな中、友人から誘われて、「デザイン思考家になるための90分集中講座 -スタンフォード大学 d.school教室-」というYouTubeの動画を見ながら3人でワークショップを行い、直感的に「これだ!」と思いました。
デザイン思考との出会いに運命的なものを感じた私は、本格的にデザイン思考を学び始め、共創によるイノベーション創出の面白さ、その魅力に完全に取り憑かれて行きました。気がつけば、3年後には上級ファシリテーターの認定を受け、2018年よりスタンフォード式のデザイン思考の日本での先駆けであり、デザイン思考の普及の立役者であるアイリーニ・マネジメント・スクール兼デザイン思考研究所のアドバイザーを務めています。2017年にはシリコンバレー起業家研修プログラムに参加し、現地でデザイン思考の講義を受け、本場スタンフォード大学の d.school にも訪問しました。翌2018年には、友人とシリコンバレーツアーを企画し、今度は日本の経営者をシリコンバレーに案内する立場として引率すると共に、起業の聖地と呼ばれる Plug & Play にてデザイン思考のワークショップのファシリテーターを務めました。
その後、長野県を中心にデザイン思考をテーマにした講演やワークショップをスタートさせ、現在は「デザイン思考」の専門家として、県内外の地方自治体や大学、 大企業から中小企業まで、産学官連携による地域課題の発見から解決、新事業開発やイノベーション創出などをテーマに幅広くワーク ショップのファシリテーターとして活動しています。
変革時代に相応しい
新しい組織能力を身につける
製品の機能や安さのコモディティ化が進み、市場価値はモノからコトへと移行しました。
従来行ってきた考え方だけでは顧客ニーズの変化に対応できなくなっている状況にあります。
しかし、多くの企業は未だ過去の成功体験や会社都合による製品開発から抜け出せずにいたり、顧客志向が大事だと分かっていながらも、実際には、日々の業務に追われてしまっていたり、目先の数値にばかりを追いかけている状況にある組織も少なくないのではないでしょうか。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、時代はますます混迷を極めています。
コロナ以前は、「社会全体の仕組みが変わる」というレベルの大きな変化は、数年かけて徐々に移行ししていくものでした。
しかし、コロナの流行により、私たちのライフスタイルや働き方やビジネスモデルなど、急激な変化を余儀なくされました。
この時代に、どの企業にも必要なのは変化、とりわけイノベーションではないでしょうか。
それも技術的な要素だけではなく、企業の組織風土や仕組み、制度などを含めて進化させ、新しい価値を生み出していくという変革が求められているのではないでしょうか。
こうした、予測困難なこれからの社会を創造するためには、これまでのフレームワークやパラダイムではなく、新しいパラダイムの中で、顧客志向を徹底し、ユーザーに本気で向き合うためのマインドセットとスキルセット、つまり、新しい組織能力が求められているのではないでしょうか。
デザイン思考をやれば必ずイノベーションが起こせるという訳ではありませんが、この手法をしっかりとチームに落とし 込むことができれば、これまでとは違った新しい組織行動、展開ができることは間違いないでしょう。
「これまでのマンネリ化を打破したい」
「クライアントに新しい価値を提供したい」
「新しい商品やサービスを開発したい」
「新しい顧客を創造したい」
「イノベーションを起こしたい」
「変革時代に合った組織能力を身につけたい」
など、組織に新しい行動をもたらしたい場合は、とても有効な手法です。